活字離れと古本買取業界の将来

読書もそうですし、音楽やテレビも余った暇な時間の活用で、お互いに時間の奪い合いをしているのですが、お金だけでなく時間もいろいろなメディアの普及によって分配されるようになって、古本屋の衰退の裏側で複雑に絡み合っていると思います。

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活字離れをしている若者が増えていると言いますが、時間の過ごし方が時代の流れで変わっており、今までは雑誌や漫画や小説などを読んでいた若者が、ネットや優先、スカパーといった多チャンネルの配信に夢中になり、携帯電話の使用も1日の中で大きな時間を占め、メールやチャット、ネットゲームなどに時間を取られるようになったのです。

本の出版点数や、ミリオンセラーも出ているので、活字離れしているわけではないと屁理屈をいう声が聞こえてきますが、売れている単行本も薄い物がベストセラーになっていますし、活字本でもタレントが出した本や写真集が売れ行きベスト10に入っているのです。

そうなると、最近出版された本を買取しようと考えると、どうも手を伸ばすのを拒んでしまう自分がいますし、やはり昔に比べると、売れている本の質や中身も変わっています。

最近の売れている本や、買取されている本を見ると、本読みは活字の少ない余白の目立つタン刻本を高い値段で買取することが、どうしても損をしたような気になります。

今後の地球上に存在している本たちは、どのような扱いをされていくのか不安ではありますが、100年後、200年後まで、それ以降も本は存在しているのか危ぶまれます。

2011年06月09日 |

カテゴリ:古本買取